新たな治療の概念  N T A(神経伝達調整)とは

NTAとは、神経(Nerve)・伝達(Transmission)・調整(Adjustment)の略称で、 生命の倫理として中国の易や漢方、インドのアーユルヴェーダ、波動理論、ホメオパシー、 共鳴場の理論、生体のエネルギー理論などを組み合わせた、効果があって害のない 安全な治療法を考案したものです。

患者さんの中には、同じような症状を訴えて、同じように治療しているのに、順調な回復をしてくれる人と、もっと良くなってもいいはずなのに「なかなか良くならない」といわれる患者さんはいませんか?

良くなった!と思っても、しばらくするとまた同じ症状が現れたりする。 こんな患者さんも、少なくないはずです。

 

では、このような患者さんは、どうやって治療していけばよいのでしょうか?

 

神経伝達調整治療は、このような患者さんに対し、症状の緩和だけではなく、この患者さんが持つ本来の正常な状態、もっと元気な状態にしてあげられる治療法です。

 

「なかなか良くならない」といっていた患者さんから、「先生、最近すごく調子がいいんです」 といった声が聞こえてくれば、治療家にとって、これに勝る喜びはないことでしょう。

 

 

「痛み」とは何か

生体の機能や構造の異常を知らせる脳からの信号であって、

痛みの部分が異常の原因とは限りません。

患者さんの訴えの通り、痛みのある部位を治療しても良くならないことがあります。

これは、痛みの部分が”この痛みの本当の原因”ではないからです。

ですから、一時的に楽になった としても、また元の状態に戻ってしまうのです。

「病」とは何か

生体の恒常性が崩れた時に表れる症状であって、その原因は多岐にわたります。

 

人間が生きるにおいて、

呼吸をしたり、食べ物を食べることで栄養を吸収したりする機能

(ホメ オスタシス)のバランスが崩れた時、病気としての症状が表れます。

つまり、その病気として現れた症状に対して治療しても、

病気の原因に対しての治療にはなっていないのです。

新たな治療の概念

 

痛みや病気の症状を治療しても良くならない患者さんは、どう治療すればよいのか?

 

治りにくい患者さんを診ていると、過去、首や頭、尾てい骨、体を強く打ったりしたなど、こりにより受けた外圧によって硬膜や脳、神経系にダメージが残るため、そこからの信号がうまく伝えられずに慢性的な疾患となっている場合が多く見られます。

神経伝達調整治療

 

神経伝達調整治療とは、頭蓋骨や仙骨を調整することで硬膜の歪みを取り除き、

自然治癒力が最大限に発揮できるようにする治療法です。

 

脳硬膜の歪みが調整されると、脳脊髄液の流れの阻害が無くなり、正常な圧力を取り戻します。ホルモン分泌が活発になり、特に不定愁訴・自律神経失調症に効果が発揮されます。そうすると、例えばお年寄りも元気になってくるのです。