筋肉を見ると、神経や血管は筋肉と筋膜の間を通っている事が分かります。神経伝達を良くするには、この「膜」の調整が欠かせません。
人間の体には、多くの膜が存在しています。脊髄神経を包む「脊髄硬膜」、筋肉を包む「筋膜」、内臓を守る「腹膜」、胸腔と腹腔に分ける「横隔膜」など。筋肉や内臓の働きを支配する神経の働きが、膜の歪みによって阻害されている場合があるのです。